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今年もあとわずかで、冬本番を迎え、寒さ強くなってきました。
寒さは体だけでなく、間接的にですが特に歯に痛みを与えることもあります。

虫歯もなく歯周病もないのに、寒くなると歯が痛くなるという患者様がこの時期いらっしゃいます。
さて、原因は何でしょうか。

①食いしばりによる、筋肉痛

筋肉痛が起きるのは「歯の食いしばり」によるものです。
「歯の食いしばり」は、実は無意識のうちに行っていることが多く、寒さに耐える時、何かに集中している時に奥歯に力が入ります。

寒い冬の就寝中は、無意識に歯を食いしばりながら寒さに耐えて眠っているために、アゴ付近の筋肉が常に緊張してしまい、朝起きた時に歯が痛むように感じてしまいます。

筋肉痛を起因とする痛みは、何回かアゴを前後左右に動かす体操を行って、筋肉をリラックスさせてください。
それでも痛みの緩和につながらず、痛みが治まらないときなどは、当院で「食いしばり」や「歯ぎしり」防止のマウスピースを作成する事も可能です。マウスピース治療は「保険適応」の診療対応が可能です。

②温度差による痛み
寒い屋外で温かい飲み物を飲んだ時に感じる痛みなどは、歯の神経が感じる温度差が原因の可能性もございます。
冷たい飲み物が沁みるイメージが強い知覚過敏も、冬の寒い時期は、屋外の冷たい外気や冷たい風をだけで歯が沁みる事もあります。マスクやマフラーで口元を覆って、冷たい風を防御して緩和することが可能です。水道水の冷たくなるこの時期、歯磨きだけでも歯に沁みやすくなります。知覚過敏でお悩みの方もぜひ一度当院にご相談ください！